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聖徳太子が創建「法起寺」@奈良



奈良県生駒郡斑鳩町にある「法起寺(ほうきじ)」。


推古14年(606)に聖徳太子が法華経を講説されたという岡本宮を、寺に改めるよう太子の子・山背大兄王(やましろのおおえのおう)に遺言したことにより、推古30年(622)に建立されたとされます。


法起寺は、聖徳太子が建立したという伝承のある7つの寺院「聖徳太子建立七大寺」の一つに数えられています。


聖徳太子建立七大寺は、四天王寺、法隆寺、中宮寺、橘寺、広隆寺、法起寺、葛木寺です。

葛木寺は、聖徳太子建立七大寺の中で唯一所在が確認されていない寺院で、諸説ある中で奈良県橿原市の和田廃寺が最も有力な候補地であるとされています。


西門


平成5年(1993)に、法隆寺とともに世界文化遺産に登録されました。


三重塔(国宝)


創建は慶雲3年(706年)とされ、現存最古の三重塔です。高さ24m。

法隆寺の五重塔、法輪寺の三重塔とともに「斑鳩三塔」と呼ばれています。


聖天堂


講堂


現在の建物は、元禄7年(1694)に再建されたものです。


木造十一面観音立像(重要文化財)

平安時代作、像高3.5m


講堂の本尊でしたが、現在は収蔵庫に安置されています。



JR奈良駅からバスが出ていて、1時間くらいかかりますが乗り換えなしで行けるので、法起寺、法輪寺が目的地ならバスが便利です。

電車よりちょっと運賃が高いですが、目の前がバス停です。



すぐ横の県道から国宝・三重塔や講堂が丸見え!おおらかな奈良っぽくて、日常に溶け込んでいる感じがいいですね。


パンフレット



 

<法起寺> 

【住所】奈良県生駒郡斑鳩町大字岡本1873

【電話】0745-75-5559

【時間】8:30〜17:00

【拝観料】一般300円、小学生200円

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