長野県長野市にある「長野県立美術館」。
善光寺の北東に位置する城山公園内にあり、本館と東山魁夷館からなる美術館です。
前身の「長野県信濃美術館」が2017年10月から改築工事のため休館していましたが、2021年4月10日に名称を「長野県立美術館」に変更して新築開館されました。
「東山魁夷館」は、長野県信濃美術館に併設され、1990年(平成2年)4月に開館。
老朽化のため改装され、2019年10月5日にリニューアルオープンしました。
設計は、本館と東山魁夷館ともに建築家・谷口吉生氏。
当時存命だった東山魁夷の意向で、魁夷と友人であった建築家・谷口吉郎の息子である谷口吉生が担当することになったそうです。
東山魁夷(ひがしやま かいい)
神奈川県横浜市生まれ、神戸育ち。昭和を代表する日本画家。1908年〜1999年
長野県を「私の作品を育ててくれた故郷」と呼び、長野県の風景を好んで描いた。
東山魁夷から作品と関係図書の寄贈を受け、現在の収蔵作品数は970余点に及ぶそうです。
新しい「長野県立美術館」にはまだ行けていませんが、リニューアル前の「東山魁夷館」には行ったことがあるので、備忘録としてアップしておきます。
写真の植木は改装後に撤去されたようですね。
シンプルで美しい建物でした。連結された長野県立美術館に、機会があればまた行ってみたいです。
<長野県立美術館 東山魁夷館>
【住所】長野県長野市箱清水1-4-4
【電話】026-232-0052
【時間】9:00〜17:00
【休館日】水曜日
【入館料】一般700円、大学生500円、高校生以下無料
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