石川県金沢市にある「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」。
東京国立近代美術館などの設計で知られる、父・谷口吉郎氏の住居跡に、その息子・谷口吉生氏の設計により、2019年7月に開館された記念館です。
親子そろって有名な建築家で、父・谷口吉郎氏は石川県金沢市出身。金沢市名誉市民の第1号なんだそうです。吉生氏は東京都出身。
谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館の裏側
裏側の階段から上がったところ
常設展示エリア
常設展示エリアでは、谷口親子の作品がパネルで紹介されています。
谷口吉郎氏の主な作品:東京国立博物館東洋館、東京国立近代美術館、迎賓館和風別館、東宮御所、飛鳥資料館など。
谷口吉生氏の主な作品:豊田市美術館、東京都葛西臨海水族園、土門拳記念館、東京国立博物館・法隆寺宝物館、長野県信濃美術館・東山魁夷館、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、香川県立東山魁夷せとうち美術館、鈴木大拙館など。
知らないうちに、両氏の建築に結構訪れていたなぁと思いました。
谷口吉生建築ではおなじみの水庭
父・谷口吉郎氏が設計した、迎賓館赤坂離宮・和風別館「游心亭」の主和室と茶室を忠実に再現されたエリア。
和風別館
谷口吉郎・吉生氏唯一の親子共同設計で、吉郎氏最後の作品である「玉川図書館」が同じ金沢市にある、ということをこちらの展示で知りまして、折角なので金沢建築館を訪れた後に行ってきました。後日アップします。
<谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館>
【住所】石川県金沢市寺町5-1-18
【電話】076-247-3031
【時間】9:30〜17:00
【休館日】月曜日
【入館料】企画展:一般800円、常設展:一般310円
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