こちらもずっと行きたかった「香取神宮」。
鹿島神宮をお参りしたからには、香取神宮にも寄らないわけにはいきません。
「神宮」とは皇室とつながりの深い神社のことで、平安時代に「神宮」と表記されたのは「伊勢神宮」「鹿島神宮」「香取神宮」の3つだけだったそうです。
■ 国譲りの立役者「経津主大神」
鹿島神宮の御祭神は、経津主大神(フツヌシノオオカミ)。
鹿島神宮の御祭神、武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)と共に、大国主神から国譲りの交渉を成功させ、圧倒的な強さで荒ぶる神々を平定しました。
鹿島神宮とペアで「勝利の神様」「武術の神様」として、崇敬を受けてきました。
■ 創建は神武天皇元年
創建は神武天皇元年とされ、初代天皇の頃なので、2600年以上前ということになります。
鹿島神宮と同じ頃です。
地震は地中に棲む大ナマズが暴れて起こすものと考えられており、その大ナマズを押さえるための「要石」。
地上に出ている部分は小さいですが、地中部分は巨大で、決して抜くことができないといわれています。
香取神宮の要石は凸形で、鹿島神宮は凹形。香取の要石は大ナマズの尾、鹿島の要石は頭を押さえているといわれています。
楼門から旧参道を通って西へ。経津主大神の荒魂が祀られています。
なかなか雰囲気がありました。
<香取神宮>
【住所】千葉県香取市香取1697-1
【電話】0478-57-3211
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