
岩手県平泉町にある山、金鶏山(きんけいざん)の麓にある「源義経妻子の墓」。
金鶏山は、「平泉―仏国土を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」の構成資産の一つとして、2011年に世界遺産に登録されています。
毛越寺の鬼門(北東)にあたり、「平泉鎮護のための雌雄一対の黄金の鶏を埋めた」ことから、金鶏山の名前の由来になっています。
また、奥州藤原氏第3代・秀衡が「北上川まで人夫を並べ、一晩で築いた造り山」という伝承も残っているそうです。

金鶏山の登山口

源義経妻子の墓
義経の正妻・郷御前(さとごぜん)は、義経が頼朝と対立した後も義経の逃亡生活に従い、平泉までついてきました。
兄の源頼朝に追われた源義経は、奥州藤原氏三代・藤原秀衡の庇護を受け平泉まで逃亡。しかし、秀衡の病没後、四代・泰衡は父の遺言に背いて義経を急襲(衣川の戦い)。義経は平泉の地で妻子と共に自害したと伝えられています。


金鶏山の山頂。経塚。
金鶏山の山頂まで登ってみました。それほど高くはないので、軽装で登れます。

金鶏山
<金鶏山・源義経妻子の墓>
【住所】岩手県西磐井郡平泉町平泉花立4-62
【電話】0191-46-5572
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