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大国主神の子、事代主命を祀る「美保神社」@島根

  • 執筆者の写真: Asami
    Asami
  • 2019年12月10日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年5月19日



■ 大国主神の子「事代主命」と大国主神の后「三穂津姫命」が御祭神


美保神社の御祭神は、大国主神(オオクニヌシ)の息子、事代主命(コトシロヌシノカミ)と大国主神の后、三穂津姫命(ミホツヒメノミコト)。


大国主神の息子と后が御祭神ですが、事代主命を生んだのが三穂津姫命ではないので、この二人は実の親子ではなく、義理の親子になります。それなのに一緒に祀られているのも不思議な感じです。しかも、ここの地名にもなっている「美保」は三穂津姫命の「三穂」からきている、とのことなので不思議な関係です。


事代主命と言えば、国譲りのとき父の大国主神に判断を委ねられ、武甕槌命(タケミカヅチ)との交渉に素直に応じ、国譲りを承諾した神様です。


武甕槌命を祀る鹿島神宮の記事


神門

美保神社の創建の由緒は不詳のようですが、天平5年(733)編纂の「出雲国風土記」に社名が記されており、遅くともその時期には「社」が存在していたことがわかる古社です。


美保神社は、事代主命を祠る「えびす社」3,385社の総本宮です。


七福神の一つ恵比寿様は、七福神の中でも唯一の日本の神様ということで人気ですが、その由来は諸説あり、その一つが事代主命。その事代主神系えびす様を祀る「えびす社」の総本宮が美保神社になります。


事代主命の父、大国主神は大黒天様と神仏習合されているので、出雲大社とあわせて「出雲のえびすだいこく」と呼ばれ、近世頃から「大社(出雲大社)だけでは片詣り」と言われるようになり、出雲大社とともに参拝する人が増えたそうです。


拝殿

■ 事代主命と皇室の関係


事代主命の娘が初代天皇・神武天皇の皇后になっているので、神武天皇の岳父になります。さらに、別の娘が第2代綏靖天皇の皇后、曾孫娘が第3代安寧天皇の皇后になっているので、皇室との縁が深いと言えます。この結婚も国譲りと関係あるのかもしれません。


拝殿
事代主命をお祀りしている右殿
本殿
本殿
青石畳通り

美保神社は小さな漁港、美保関の港にあります。神社のすぐ近くには古い町並みの「青石畳通り」があり、石畳でできた江戸時代の参拝道の遺構で、未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選に認定されています。


 

<美保神社>

【住所】島根県松江市美保関町美保関608

【電話】0852-73-0506

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