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御社殿が国宝「大崎八幡宮」@宮城



宮城県仙台市にある仙台総鎮守で、御社殿が国宝の「大崎八幡宮」。


平安時代初期、蝦夷征伐に際して坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が武運長久を祈念すべく、武門の守護神である宇佐八幡宮を現在の岩手県水沢市に勧請して「鎮守府八幡宮」を創建したのが始まりです。


鎮守府八幡宮

岩手県奥州市水沢佐倉河宮の内12


鎮守府八幡宮には坂上田村麻呂の宝剣と鏑矢が今も神宝として伝わっているそうです。いつか行きたい。


その後、室町時代に奥州管領・大崎氏は自領内の遠田郡田尻に遷祀し、守護神として篤く崇敬した為、世に大崎八幡宮と呼ばれました。大崎氏滅亡後は、伊達政宗が居城の岩出山城に祀り、さらに仙台開府後の慶長12年(1607年)に現在地に遷座し、現在に至ります。


二之鳥居




階段右に伊達政宗のトレードマーク、三日月の石塔が!カッコイイ。


三之鳥居


長床(重要文化財)



御社殿(国宝)


御社殿は、慶長12年(1607年)、伊達政宗の寄進により創建。

拝殿と本殿を石の間で接続させる「権現造」形式。内外とも漆塗・胡粉下地に彩色を施し、彫刻・金具に飾られ、絢爛たる雰囲気を表しています。

安土桃山時代の文化を今に伝える貴重な建築物となっています。


 

<大崎八幡宮>

【住所】宮城県仙台市青葉区八幡4-6-1

【電話】022-234-3606

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