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奈良時代の遺構、国宝の「東大寺・転害門」@奈良



奈良県奈良市にある「東大寺・転害門(てがいもん)」。


東大寺境内の西北側にあり、762年の建立とされ、門の高さは基壇を除いて10m強。

三間一戸八脚門の形式をもつ堂々とした門で、国宝に指定されています。


奈良時代に東大寺が創建された当初の数少ない遺構で、天平時代の八脚門は法隆寺の東大門とこの転害門だけです。


1180年の平重衡による南都焼討や、1567年の三好・松永の戦いにおいても致命的なダメージを受けることなく焼け残った寺内で数少ない建物のひとつで、鎌倉時代の修理で改変されていますが、基本的には奈良時代の建築を維持している非常に貴重な存在です。


転害門(国宝)




転害門は内部に上がることは出来ませんが、門の真下まで近づくことは可能です。



門の近くには鹿も。


 

<東大寺・転害門>

【住所】奈良県奈良市今小路町

【電話】0742-22-5511

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