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吉田五十八が設計「大和文華館」@奈良



奈良県奈良市にある「大和文華館」。

昭和35年(1960)、近鉄の創立50周年行事の一環として開館されました。


昭和を代表する建築家・吉田五十八による設計。コンクリートで日本的空間を目指した、吉田五十八の代表作のひとつ。


吉田五十八(よしだ いそや)

東京生まれ。太田胃散創業者の5男。1894年〜1974年

数寄屋建築を独自に近代化した、昭和を代表する建築家。死後、その功績を記念して、吉田五十八賞が設けられた。

代表作:歌舞伎座、吉田茂邸、中宮寺本堂、大和文華館など


入口



入口を抜け、緑豊かな「文華苑」と呼ばれる自然苑をしばらく歩くと、大和文華館本館が見えてきます。


大和文華館本館


桃山時代の城郭をイメージさせる「なまこ壁」や虫籠窓をあしらった外観が特徴的。

なまこ壁は青いタイル張りでモダンにアレンジされています。


大和文華館裏側の外観




大和文華館の内部


中央の「竹の庭」を囲む正方形の展示室が特徴で、柔らかな自然光が差し込みます。

収蔵品は国宝4件、重要文化財31件を含む約2,000件。



大和文華館は、蛙股池に面した自然豊かな「文華苑」の小高い丘の上にあるので、景観も素晴らしく、贅沢な広い敷地内を散歩するのも楽しみの一つです。



 

<大和文華館> 

【住所】奈良県奈良市学園南1-11-6

【電話】0742-45-0544

【時間】10:00〜17:00

【休館日】月曜日

【入館料】一般630円、高校・大学生420円、中学生以下無料

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